オーガニックコットンを何で染める?ラボのみなさんとの出会い2
の、続きのお話です。

ラダさんは、一通り染テストを行った後、私にぜひ見てもらいたいところがあると言いました。手織り工房です。織り工場と、契約を結んだわけではないけれど、でもここまで何度も親身にサンプル作成をしてくれて、やっと布が上がった今の時点では、私は織工場を別に移すことはできないし、しないよ?と念を押した上で、出かけました。


向かったのは、車で約40分ほど南に行ったところにある、チェンニマライという小さな街。インドの手織りはカーディ、と呼ばれ、とても柔らかいのが特徴です。「貧しい人、特に女性、そして津波の被害者などに職を与えようと、この協会は作られたんだ。」と案内されたオフィスで、代表の方を紹介していただきました。こんなのが作られている、、、と布が運ばれてきます。が、なんていうか、私が今求めているものとは、違う。


カーディが素晴らしいこともわかっているし、その協会の理念も素晴らしいのですが、今の私にはベッドシーツやテーブルクロスは必要としていないので、、、

お茶を濁すどころか、すみませんが今うちでは必要ないです。とはっきり言ってしまいましたが、その後も、ラダさんはめげずに織工房を案内してくださいました。
そこには、所狭しと、たくさんの手織機。



 

織りの様子を見ていただけると、わかるように、結構な力仕事です。



 

実は手織り機は、私のお願いしている織工場にも、先先代からの手織り機があるのですが、こんなにたくさんの織り機を見たのはこれが初めてでした。

ラダさんは、ここで出来上がった無地の布を自分の工房で染めたりも請け負っているようでした。最後まで何度もなんども、ここの布を使って欲しいとお願いされましたが、うーん。。。。ここの織りの技術と、自分の望む模様と素材とを全て完成させるとしたら、またとてつもない時間がかかるのが目に見えていて、また今の私の求めるものとも違ったので、織りを見せてくださったことに感謝を述べつつ、やはり「今は無理」と伝えるのでした。