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北インドの標高3500mにある聖地を巡礼してきた@ケダルナート

8年前に開示したアガスティアの葉(およそ5000年前に南インドで書かれた僕個人に関する予言書)によると、来世はインドに産まれて大学教授と研究者になるらしいのですが、日本人である今生で、すでにインド人に間違われるマネージャーの僕(@ka__zz)です、ごきげんよう。

多くのインド人から「あなた顔がインド人ね!」と言われたので実際にインド人顔なんでしょうね・・

なので、インド人に人気があります。(当然ながら日本人女性からは不人気)

さてさて今回は北インドは標高3500m、ヒマラヤの麓・・ガンジス川の源流をたどる聖地巡礼の旅をした時の写真を紹介します!インドにはヒンドゥー四大聖地があって、そのひとつであるケダルナートまで行った時のものです。

インド好きな人、インドの興味ある方はぜひご覧ください。

ガンジス川の源流をたどって到達した最奥の聖地ケダルナート巡礼の旅。

10年ほど前に大聖者サティア・サイババに会うため、人生初のインドを旅した僕(@ka__zz)。

それ以来、毎年のようにインド各地の聖地を旅しているわけですが、今回紹介するガンジス川源流をたどったヒマラヤの麓にあるケダルナート寺院。

今まででいちばん過酷な旅となりました。

とはいえ、旅の道中はすべてが刺激的で楽しいものです。

インドの街並みは、僕のような素人が撮影しても(すべてiPhone)それなりに絵になってしまうのでした。

北インド

2日目、首都ニューデリーからガンジス沐浴の聖地ハリドワールへ・・

インド人はとにもかくにも皆、生きるために一生懸命です。

安全とモノに囲まれた日本という国にはないリアリティを感じつつ、北へ北へ移動します。

聖地巡りをする前にガンジス沐浴で身を清める。

北インド ハリドワール

早朝4時半、まだ夜が明けないハリドワールの沐浴場ハリ・キ・パイリーにて。

日本ではバラナシがガンジス沐浴で有名ですが(汚いということでも)、ここはガンジス川の上流なので、水がとても綺麗なのです。しかも、定期的に水をせき止めて川底を清掃するため、インドらしからぬ清潔感なのでした。

北インド ハリドワール

この場所は、一晩中ひっきりなしに人が訪れているのでさながら24時間営業です。

インド人の神様への情熱と姿勢と熱心さは素晴らしいものがありますね。

▼僕のBLOGでガンジス沐浴の様子を詳しく書いています

北インド ハリドワール

ハ・リキ・パイリーは清らかな、とても清らかな空気感。

日が昇る前にここに来て、日の出と同時に沐浴をします。

北インド ハリドワール

沐浴は、早い川の流れなので足元をすくわれないように注意しながら、頭まで潜ります。

九月だと、まだそんなに水が冷たくないので、我慢できるレベルです。

潜ると同時に心のなかで神様にお祈りをします・・・

北インド ハリドワール

インドには日本の神社のように、あちこちに寺院があって、どこもたくさんの参拝者がいます。

夜でも早朝でも活気があって、祈りを捧げる人が列をなしている光景をあちこちで見ることができます。

北インド ハリドワール

神聖さをよそおって、よくわかっていない外国人巡礼者からお金を集めることに熱心な人たちもたくさんいます。

僕もよく意味もないお金を献上したことがたくさんありまして、その都度、学んでいるのですが、今回の旅でも無駄なお布施をしてしまいました。

(大事なことに気づかせるために神が仕組んだことだ、と後からわかるのですが・・・)

北インド ハリドワール

ちなみにMaharanee Organic代表のラニーは、こんなインドに7年も住んでいるわけで、僕には想像もつかないくらい大変なやりとりをインド人たちとしてきたことでしょう。

パカパカと馬に乗って往復11時間のケダルナート寺院参拝。

北インド 巡礼

そんなわけで、今回の目的地であるケダルナート寺院へは、今までのインド移動でもっとも過酷で、体力を消耗しました。標高が3500mを超える山にある寺院なので、バスや車で行くことはできません。

北インド ケダルナート

僕たちを寺院まで連れて行ってくれたのは、馬です。

人生初の乗馬は、最初のうちは楽しく、意気揚々だったのですが・・・

北インド ケダルナート

山に登るにつれて、少しずつ酸素が薄くなり・・・

標高が3000mを超えたあたりから呼吸が苦しくなり、高山病なのか頭痛もしてくるではありませんか。

北インド ケダルナート

しかし・・・!

美しいヒマラヤの山々の下、ケダルナート寺院での特別祈祷をさずかったあとは、不思議と体調も良くなり、気分爽快となりました。下りとなる帰り道も馬のお世話になったのですが・・・

往復で11時間も馬に乗っていると、とにかく尻が痛い!

日も沈み真っ暗のなか、馬に揺られて下界に到着し、この日は死んだように宿で眠りました。

第二の目的地、ビシュヌ神の聖地バドリナート寺院へ。

北インド 

5日目は、移動に丸一日かけてバドリナート寺院へ。

途中、崖崩れによって立ち往生しながらも、無事に宿に到着。

翌日の参拝に備えて早く寝ようと思った矢先、日本にいる友人の訃報が届いて衝撃と悲しみに包まれ、生涯忘れることができない夜になりました。

北インド 

この日のバドリナート寺院は大にぎわい。

なぜなら、年に一度の主祭神ビシュヌ神のお祭りだったのでした。

日本でも人気の高いクリシュナは、ビシュヌ神の化身です。

北インド 

ここの標高は3300mほど、空の青さが眩しく、建物はどれも極彩色で美しいのです。

チベットとの国境も近いこともあり、東洋人的な顔立ちをした人々もたくさんいました。

僕たちはバドリナート寺院から出発したお神輿の行列に混ざって、日本の神社でいうところの奥宮までおよそ3kmを歩くことになりました。

現地の王族や軍隊も、この行列に参列していることから、このお祭りがとても重要であることがわかります。途中、飛び入りで参加した僕たちも、インド人たちと一緒にお神輿を担がせていただきました。

北インド 

ヒンドゥー教の四大聖地のひとつチャールダームは、これで前半が終了。

残すガンゴトリーとヤムノトリーはまた2年後になります。

ヨガの聖地リシケシュにて世界平和の祈りに参列。

北インド インド人

ヒマラヤの麓から2日かけて下山した僕たちは、ヨガの聖地として、またビートルズやスティーブ・ジョブズが修行をしたリシケシュに宿をとりました。

北インド 

ガンジス川のほとりで毎日行われているプージャ(ご祈祷)に参列。

我先に、我先に前を陣どろうとする強引なインド人をかいくぐって好位置をゲット!

北インド リシケシュ

神に捧げる歌、バジャンとマントラの音、聖なる火とお香の香りに酔いつつ瞑想にふけります。

僕はこの記事を埼玉のとあるスターバックスで書いているのですが、スタバでは珍しいインド音楽(神に捧げる歌)がBGMで流れておりまして、これも神様の御技なのでしょうか(笑)

北インド インド人

そんなこんなで充実したインド旅は終わりに近づいたわけですが、ニューデリーのインディラ・ガンディー国際空港で、大きなオチが待っていたのは、すでに僕の友人たちには有名な話となってしまいました。

日本へ帰国する国際線に乗り遅れてしまった僕は(出発ゲートが予定よりも3分早く閉まってしまい飛行機に乗れなかった!)、出国手続きの取り消し作業に2時間、帰国便のチケットを再取得に1時間かけて、ニューデリーの宿に急遽、チェックイン。

予定より2日多くインドに滞在して、なんとか無事に帰国したのでした・・・

おまけは僕が食べたインドのごはん。

最後に、僕が食べたごはんを紹介して今回のレポートを終わりにします!

北インド 料理

インド パン 

北インド パン

ヒマラヤの麓にある4つの聖地を巡るチャールダーム。

過酷ではありますが、生涯の思い出に残る素晴らしい旅です。

ぜひ皆さんにもオススメします!

それでは皆さん、よい一日を!

Have a good day!

and God bless you!!

ॐSamastha lokah sukhino bhavantu.

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