ナマステー
ラニーです。
カーリー様の記事を書いたところ、
思わぬ反響をいただきまして、
やっぱ彼女もシヴァ様も偉大だなあ〜♡
と思っていたところ、
こんな質問をいただきました。
シヴァネ申って多妻だったの??
。。。。
いや、シヴァネ申は多妻じゃないよ??
2人、いや1人かな♡
最初の妻が女神サティさま
「俺の嫁ちゃんまじいい女」って顔してるシヴァ様
二人目の妻が女神パールバティさま
なのですが、
パールバティさん=サティさんの生まれ変わりだと言われています。
なぜかって?
女神サティさまが早期に亡くなられて、ネ申シヴァは
「君以外に別の誰かを娶る気はない」
と約束しているんですね。←
で、実際に、感情から離れた禁欲主義者として生きることを約束し実行してました。
が、
女神パルヴァーティさまが来て。。。。
彼らは結婚し、今でも、最も理想的なカップルであると考えられています♡
だからまあ、生まれ変わりかな?♡←
ちなみにサティさま、夫シヴァネ申への尊敬からその身をサクリファイス!!
それに衝撃を受けたシヴァネ申、額の第三の目をパカッと開き、
髪の毛の束を2回毟りとったそうです← (((=_=)))
シヴァネ申はサティさまの身体を抱えたまま、
鬱状態で宇宙の中をさまよい歩き続けたため、
ネ申ビシュヌは「このままじゃダメっしょ!」と、
彼の悲しみに終止符を打つことを決めました。
(↑ビシュヌさま。うつくしー!!)
シヴァネ申がサティさまの遺体から離れさせる為に、
ビシュヌ卿はスダールシャンチャクカー(円月輪みたいなやつね)を使って
サティさまの身体をぶった切り←
サティさまの体は51個に切断されました←
そして女神パールヴァティさまとして再生したのでした♡
めでたしめでたし♡←
じゃあ一番嫁ちゃんの数が多かったネ申は誰??
ヒンドゥーの神の中でダントツの一位を誇るのは
このお方
クリシュナネ申
いやもうめっちゃイケメソ
イケメソすぎて失神設定がデフォです。
赤ちゃんの時は可愛すぎて
そのお姿をたたえて今でもインドの各街で
『ベイビークリシュナコンテスト』が毎年解されています
↑(赤ちゃんにクリシュナの格好をさせて、
赤ちゃんがカード(ヨーグルトね)を好きに舐めさせたりして
その愛らしさをひたすら眺めるというイベントw
青年になったらなったで、まじ超美青年なんで
ていうかクリシュナ、というお名前が=魅力的すぎ、という
形容詞的な使われ方を今もされてるぐらいですよもう。
さて、彼はヴィシュヌネ申の化身でもあるのですが、
そんな彼の妻の数は
。。。。。。。
_人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> 16,000 もしくは 16,100人!!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
えっ?
えっ??(=_=)
多すぎ((=_=))
ですよね。
そもそもなんで ネ申クリシュナはそんな多妻になってしまったかというと
むかしむかしあるところに
ナラカスーラという悪い悪ーい悪魔王がおりました
そのナラカスーラに誘拐された女性たちなんとその数
16,000 もしくは 16,100人!!!
あれ?どこかで見た数字。。。
ナラカスーラは無事討伐されるのですが、
このままではこの誘拐されてた彼女たちは、
世間から悪魔王ナラカスーラの奴隷と見なれてしまう
それからは何としても救わねば。。。。
うーん。。。。
↓
結果
全員妻として受け入れた♡
わーお♡太っ腹♡
いきなり超大人数から一気に求婚されてるなう、の1枚
ちょっとネ申クリシュナさまお困りな顔してない?
女性陣全員を満足させた←書き方
との逸話も残っています。
いやーネ申。 っぱないわー
ドワインの地で神の幸福の中で暮らしたそうです。
16,000 もしくは 16,100人が
じゃっ ついでに悪魔王の姿も見ておこうかな?
ではその悪魔王ナラカスーラ
どんな姿だったでしょう。。。。
南インドのカルナータカ州マイソールにある
Chamundi Hillに彼の像があります。
これな
うっわ
めっちゃラスボス感
人が扮するとこんな感じ
これはー子供泣くわー
こんな悪魔王なのに像を立てちゃうとこも
なんだかインドですね♡
ネ申々の設定に多妻があるってことは、多夫もあったの?
インドなんで、バリバリあります。
神話の中でね♡
例えば、全ての木と植物の毋であるプラチェタさん。
ブラヒマの息子達10人と結婚しています。
夫10人ですw
夜明けの女神ウーシャは、アシュウィニーとクマースという双子と結婚
タラはブリアスパティとチャンドラの妻でもある、みたいに。
ちなみに神では無く、インド人はそこんトコどうかというと、
ゴア州のヒンドゥー教徒と、イスラム教徒(4人の妻を持つことが許されている)を除いて、
1956年に全市民は一様に一夫一婦制になりました。
じゃ、日本は??
刑法では明治13年(1880年)に、戸籍法では明治18年に妾は姿を消すことになります。
そして、明治31年(1898年)に民法によって一夫一婦制が確立されています。
________おまけ___________
さてここからは私の推測(邪推)も入るのですが、
古代ギリシャの神々のように、インドの土着の女神さま達は、
今ヒンドゥびと達から崇められている神々よりも、もっともっとずっと昔から
そこに存在していたのではないかと思うんですよね。
そうすると、後から出てきたまばゆい神々と、
その神々ともにその地の人々の心を掌握するために
『あの女神の夫は、この神さま』
『あの神様の母は、この女神』
みたいな縁談ができたのではないかと。
様々な今のメジャーネ申のお姿が描かれているお話は
紀元前4世紀頃から紀元後4世紀頃に書かれたと言われているので、
それよりももっと太古昔から、純粋にその地を守ってたり、
自然をただ愛してた女神様の存在があったと考えるのが私は好きです^^
ではでは今日はこの辺で。
一家に一つは欲しい『ナタラージャさま像』 ナタラージャ(=”ダンスの君主”を意味)は、タミル語の神話であるShaiva Siddhantaを宇宙の恍惚なダンサーとして描写したものですよ♡あなたも ぜひこのポーズ、トライしてみてね♡
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