ナマステー=人=)ラニーです。
潜在意識と顕在意識、という言葉をご存知ですか？
顕在意識は、自分の意思。自分で考えて行動できる意識のことです。
潜在意識は、自覚していないけれど、自分の行動や発言などに影響を与えている意識。よくこの２つの意識は氷山に例えられ、目に見える氷は顕在意識、そして、海の中にある氷の塊は潜在意識、なんて説明イラストが有名だと思います。
簡単に言うと、顕在意識で「できる！」と思っていても、潜在意識で「できっこない」って思っていたら、できないのが現実なんですよね。
よく、顕在意識が１０％で、潜在意識が９０％、、、なんて言われているのですが、でもホントのところは、、、、
さて、今日ご紹介するのは、北インド、ラジャスタン地方に伝わる民話。
こんなお子様向けの２分ちょっとのお話ですが、潜在意識と顕在意識の本質が書かれていてなかなか奥深い。物語のあとで、顕在意識と潜在意識の解説しますね＾＾
では、おたのしみください〜
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The Wishing Tree
ある日、旅人が砂漠を横断していました。
長い距離を歩き、旅人は疲れ、喉の渇きと空腹を感じました。
「長い旅路だ。ああ、木の下で休憩したいなあ。。。。」
旅人が願うと、突然、木が現れました！
旅人は驚きながらも木の下に腰を下ろします。
「ああ、飲み水がほしいなあ。。。。」
「何か食べ物がほしいなあ。。。」
願いはことごとく叶えられていきます。
お腹を満たした旅人はベッドで休みたいと願い、そしてそれも叶えられました。
ベッドで体を横たえた旅人は、歩き疲れた足を誰かがマッサージしてくれないかなあ。。。と願いました。
突然女性が現れ、旅人の足をマッサージし始めるのですが、旅人はそれに気づかぬまま眠りに落ちてしまいます。
実は旅人は、願えばなんでもその願いが叶う、キャプタラブリックシャウという、魔法の木の下にいたのでした。
長い昼寝の後、旅人は目を覚ましました。そして傍で旅人をマッサージし続けている女性に気づきます。
「これは、、絶対に砂漠の魔法の力に違いない。。。。待てよ、もしかすると辺りに悪魔がいるかもしれないぞ」
すると女性の姿が悪魔に変わってしまい、、、
旅人「お、お、、、オレを喰らう気なのか。。。？」
デーモン「ああ、そうだ。。。。」
旅人は走って逃げます。
旅人「この悪魔が消え失せてくれたらいいのに。。。！！！」
すると、悪魔の姿はなくなります。
一体なんだったのでしょう。。。。
全ては夢だったのでしょうか？おそらく、砂漠で、神様はどんな望みでも支給してくださるでしょう。だから、私たちは何を望むのか、気をつけなくてはならないのです。
”As they say, Always be careful of what you wish for”
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いかがでしたか？
一見、このお話で伝えているメッセージは、
「強く願ったことを神様はなんでも叶えてくださるから、何を願うか気をつけなくてはならない」
だと思われたかとおもいます。
さて冒頭で述べた、潜在意識と顕在意識。顕在意識は１０％、潜在意識は９０％、顕在意識は氷山の一角、、、なんて書きましたが、この世の本質は、潜在意識が１００％です。
え？じゃあ人生すべてが思い通りになるはずじゃないか。
と思いますよね？
でも、潜在意識に働きかけるには、ちょっとコツがあって、そこを間違えてしまうと、全くの逆効果になってしまいます。
まず神様にオーダーの仕方ですが、
例えば、今度マラソン大会があるとする。早く走って上位入賞したい。
でも、転んだりしたらやだなあ、、、
「かみさま、今度のマラソン大会で、転ばないようにさせてください」
これ、全然ダメの例。こんな風にお願いすると、まあ、大抵転びます。転ばないように、、、なんて言っておきながら、転んだらどうしよう、が潜在意識に働きかけるから。
〜しないように、〜ではなく〜、みたいな打ち消し系は、言葉として複雑すぎるので、冒頭の「転ば」しか神様にも届かなかったり。
早く走れて完走して一等になったイメージをしましょう。
この間先生から聞いたお話も、とても分かり易かったです。
あるところに女性がいて、「私の事だけを見てくれる男性が欲しい」とずっと願い続けていました。
が、この女性が結婚したのは、アフリカ人の、一夫多妻制の相手で、もちろんアフリカ本国には本妻やらが居ます。それどころか、結婚したのに彼女に「この関係を誰にも言うなよ」と夫から言われる始末。
私、ずっと「私の事だけを見てくれる男性が欲しい」ってお祈りしてたのに、神様はどうしてあんな男性を与えられたの？？
。。。。
このお話を聞いて、この女性の矛盾点、気づきましたか？
彼女のオーダーの仕方だと、結婚後も「私だけを見て欲しい」と願う状態がずっと続くのです。だって、そうお願いしたし、神様もそれを叶えているのですから。
では、どんな風にイメージしてオーダーしたらよかったのか、みなさんもぜひ、考えてみてくださいね。
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