🐰「やさいいろ」の2つのピンクの違い🐰
「やさいいろ」には2種類のピンクがあります。
右と左で、ちょっと色が違うの、わかりますか?
左の薄いピンクが「赤キャベツ」、右の濃いピンクが「ビートルーツ(ビーツ)」から作られています。
ちょっと水で溶いてみましょう。
紙に自由に色で描いてみます
赤キャベツのピンクで描いた方は、ちょっと青っぽいの、わかりますか?
ではここで、白を準備して、、、
混ぜてみると、あれ? 赤キャベツのピンクの方は、青っぽく色が変わりました
ピンク+白だけでも様々な表現ができます
みなさんも、たのしんでみてくださいね^^
🐰ではなぜ赤キャベツのピンク色は、青色に変わったのか🐰
ここからはちょっと専門的な内容を書きます^^
赤キャベツピンクは、赤キャベツからアントシアニン色素を抽出して作られています。
アントシアニンはPHによって幅広い色を持つことができます。ちなみに「やさいいろ」のviolet blueも赤キャベツから抽出した色味で作られています。
酸性が強くなるほど、色味は赤く明るくなり、塩基性になるほど、青く暗くなります。
赤色の強酸性状態から紫色の弱酸・中性状態になり、さらに脱プロトン化して青色の塩基性状態にな
強酸性になっているんですね。
🐰「やさいいろ」の白は何でできてるの?🐰
天然のカルシウムで出来ています。
では問題です。カルシウムは酸性?アルカリ性?どっちかな?
……🐰🐰🐰…….
カルシウムは水に溶けて塩基性を示します。
カルシウムは室温で水と反応し、水酸化カルシウムⅡになります。
小学生の夏休みの自由研究にもぜひ←
なんて難しいことは考えずに、色の変化をたのしんでいただけたらうれしいです^^
p.s.アントシアニン色素は不安定なのも特徴。赤キャベツから作られている色味はどうしても時間とともに変化しがちです。そんな色の移り変わりもお楽しみくださいね
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