今日は「やさいいろ」に入っている10色とその色のソース(元)、誕生秘話などを紹介します🐰
(マハラニ代表が「やさいいろ」で描いたムクジ🐰)
🐰青むらさき : 赤キャベツ
青は生み出しにとても苦戦した色でした。天然のインディゴで早い段階で青色も抽出できてはいたのですが、口に入れても、と考えた時に、インディゴじゃないだろ。。。と思い、様々な野菜で四苦八苦した結果、アントシアニンのPH調整などにより、この色が完成しました。
🐰みどり : アルファルファ
アルファルファって、アメリカではスプラウトといえばこれ!というくらい有名ですが、日本ではまだまだ認知度の低いお野菜です。ちなみに、西南アジア原産のマメ目マメ科ウマゴヤシ属の多年草で、和名はウマゴウヤシ。栄養価がとても高いんですよ。って、「やさいいろ」は絵の具だった💦名前はペルシア語の「最良の草」を意味する言葉からきています。ヨーロッパでの呼び名は、ルサーン(lucerne)
🐰しろ : 天然のカルシウム
レモンストーンカルシウムから作られています。白だけど、薄い色の方のピンクと混ぜるとちょっと予想外の色の変化がみられます。ただの白ではなかった。。。
🐰きいろ : ターメリック
どうして和名がうこんなんて言うのかな、、、と思ったら、「鬱金」って漢字で書くんですって。ウツなんて字を使うなんて、、、ショウガ科の多年草です。もしこの色がお洋服についちゃったら、台所洗剤→歯磨き粉or酵素系漂白剤、黄色が赤っぽくなってから普通洗いで。たっぷりとした黄色です。
🐰オレンジ : アナトーの種
最近、スーパーのお菓子売り場のお菓子に「アナトー色素」って書いてあると一人嬉しくなります。コチニール(虫)でなくても、ほら、オレンジや赤はあるよ!ベニの木の種子です。南米やアフリカ、インドなどの亜熱帯地方で広く栽培されている常緑低木です。
🐰ピンク : 赤キャベツ
こちら、青と同じ、赤キャベツからアントシアニンを抽出して作られています。赤キャベツから作った色は、色が変わるのはなんでか知りたい人はこちらの記事もぜひチェック!
🐰こいピンク : ビーツ
ピンクじゃなくて、この色を赤、って表記しても良かったのでは?と今更ながらに思うくらい、濃いピンクです。英語だとビートルートと呼びます。カブの様なまるっとした形がとてもかわいらしいです。
🐰赤 : ビーツ
赤。。。赤。。。人によってどの色を「赤」と呼ぶかは難しいところですが、10色の中で一番完成まで時間のかかった色です。「赤唐辛子の赤はどうだ!!?」とインド人の研究者からドヤ顔で提案されたこともありました。たとえ匂いや味を別抽出できるのだとしてもそれはちょっと。。。とお断りした日が懐かしい。
🐰ちゃいろ : サトウキビから作ったキャラメル
シュガーケーンから作っているので、出来立てはふんわりあまい香りが残っています。ちゃいろと黒が1、2を争うパウダーっぷりです。
🐰くろ : ココナツ
これはもう、ぜひ、正月の書き初めの時に墨がわりに、そして、正月でなくても顔にペイントしたり使っていただきたい。とってもとっても強い色です。オーガニックココナツを活性炭にしています。
色によってはレモン汁をかけると色が変化するものもあります^^
いろいろ遊んでみてくださいね^^
「やさいいろ」がたくさんのお子さんの笑顔を引き出すお手伝いができたらこの上ないしあわせなのです🐰
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